僧侶に向けた海洋散骨体験クルーズの背景その1

皆さんこんにちは。

teraumi案内人 堤です。

先月2日 「僧侶に向けた 海洋散骨体験クルーズ」を開催させていただきました。

「なぜ今、僧侶と海洋散骨体験?!」

「なぜ、僧侶と海洋散骨体験クルーズをするのか?」

 

「なぜteraumiをお届けしたいのか」

それは

10年後 20年後にも変わらず

「これでよかった」と思える故人を見送るカタチとしてご提案したいからという理由です。

突然ですが・・・

井出悦郎先生の「これからの供養のかたち」という文庫と出会いました。

こちらの本の中にもご紹介されている

福岡県田川市の「西岸寺」中西無量先生から

「堤さん、ぜひ、この本を読んでみてください」と

贈っていただいた貴重な一冊です。

(中西先生、ありがとうございます✨)

その書籍の中に

「供養は亡くなった人と生きている人のバランスで成立するものです」~(中略)~「故人軸と遺族軸と交わる交差点において、どのような供養を行うことが故人と遺族の双方にとって幸せなのかを考えることが大切です」と記されています。

心に残る一文でした。

故人を偲び、

故人を想い、手を合わせる

その行為が

故人のためでもあり

遺された人のためにもなっている。

私たち海洋散骨事業を行うものにとって

精一杯のお手伝いはさせていただきます。

ただ、その先の供養は

宗教者の先生のお力をお借りしなければなりません。

海洋散骨というお弔いも

樹木葬も

お墓も

納骨堂も

tearumiも

これから先

故人を偲ぶその空間に

手を合わせる方自身の精神・気持ちが穏やかになるために

寄り添ってくれる存在として宗教者の存在があるのだと感じています。

供養のカタチが多様化する現代社会だからこそ

僧侶の皆様に

「海洋散骨」という弔いについて知っていただきたいと

今回の体験クルーズを開催させていただきました。

(つづく)